資格取得でステップアップ!実務者研修を受けてよかったこと

初任者研修を修了し、実際に老人ホームで働き始めた私は、「もっと知識とスキルを身につけたい」と思い、次のステップとして実務者研修を受講することにしました。

受講の流れと感想

仕事が休みの日に通えるスクールを探して申し込み。受講初日までに提出する自宅学習用のレポートに取り組み、通学は週1回・約2か月で完了しました。

申し込み後、自宅に届いたテキストはなんと6冊。思ったよりもボリュームがあり驚きましたが、初任者研修のような筆記テストはなく、少し安心しました。

ただし、喀痰吸引や経管栄養の演習は一人ずつ講師の前で行うため、とても緊張しました。声かけの仕方や手順を覚えるのも大変でしたが、今では良い経験だったと思っています。


実務者研修を受けてよかった3つのこと

① 給料がアップする

施設にもよりますが、多くの職場では資格によって時給や手当が加算されます。

私の勤務先でも「初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士」と段階的に給与が上がる仕組みでした。例えば、時給が数十円アップしたり、月に3,000~5,000円程度の資格手当がつくこともあります。

たとえ月5,000円でも、年間で6万円、10年なら60万円と、長く働くほど大きな差になります。

② 知識に基づいたケアができる

研修や試験勉強を通して、介護に関する幅広い知識を学べます。これにより、現場でも「なんとなく」ではなく、根拠のあるケアができるようになり、自信を持って対応できる場面が増えました。

③ 転職にも有利になる

スキルアップや収入アップを目指して転職を考える際も、資格があることで知識と経験を備えた人材として評価されやすくなります。実務者研修の修了は、キャリアアップの強い味方です。


まとめ

介護福祉士の資格を「実務経験ルート」で目指す場合、実務者研修の修了3年以上(かつ従事日数540日以上)の実務経験が必要です。

仕事に慣れてきたタイミングや、試験のスケジュールを見ながら、早めに受講を検討しておくのがおすすめです。
将来を見据えて、着実にステップアップしていきましょう!

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