介護職として働きながら「そろそろ介護福祉士試験を受けようかな」と考えている方へ。
令和7年度の介護福祉士試験は、令和8年1月25日に実施されます。
国家資格の取得は、給料アップや転職の有利さだけでなく、日々の介護業務への自信にもつながります。
特に、実務経験3年以上かつ実務者研修修了の条件を満たした方には、受験を強くおすすめします。
おすすめする3つの理由
1. 国家資格であること
介護系資格の中で、国家資格は「介護福祉士」だけです。
例えば、介護福祉士資格を取得し、かつ実務経験5年以上(900日以上)で受験できるケアマネージャー(介護支援専門員)は、都道府県が認定する民間資格です。
将来的にケアマネを目指す場合、介護福祉士は必須資格です。
また、介護福祉士は更新不要のため、一度合格して登録すれば一生有効。
試験勉強で得た知識は正しい介護を行う自信となり、その後の業務に確実に活かせます。
2. 給料アップにつながる
介護福祉士の資格を取得すると、時給や手当が上がる施設が多くあります。
私が以前勤めていた施設では、以下のような給与体系でした。
- 初任者研修 → 基本時給
- 実務者研修 → +100円
- 介護福祉士 → さらに+100円
給与が上がると、仕事へのモチベーションも自然と高まります。
3. より良い条件での転職が可能になる
介護福祉士資格があると、求人で資格手当や給与優遇を受けやすくなります。
さらに「実務経験3年以上」の証明にもなるため、経験者優遇枠への応募が可能になり、条件の良い職場を選びやすくなります。
令和7年度 試験情報
- 試験日:令和8年1月25日
- 申込受付期間:令和7年8月6日から9月5日まで(消印有効)
- 申込方法:「受験の手引」を取り寄せ、提出書類を簡易書留で郵送
※2024年試験の提出書類例
- 受験申込書
- 受験手数料払込受領証貼付用紙
- 受験用写真等確認票
- 実務経験(見込)証明書
- 従事日数内訳(見込)証明書(同一期間に複数の事業所等で勤務していた場合のみ)
- 実務者研修修了証明書または修了見込証明書
手続きと勉強のポイント
書類準備はやや手間がかかりますが、「受験の手引」に沿って計画的に進めれば問題ありません。
また、試験の勉強法については次回の記事で詳しく紹介します。
まとめ
介護福祉士資格の取得には、以下のようなメリットがあります。
-
- 給料アップ
- 仕事への自信
- 転職の有利さ
「受けようかどうか迷っている…」という方も、ぜひ一歩踏み出してみてください。